『世田谷乗馬倶楽部』で検索されて当サイトにお越しになる方が多いようですのでお伝えすると、2015年に閉鎖された世田谷乗馬倶楽部の再開を目指した計画があって、私が主導してプロジェクトを進めています。ただ現在は、スポンサーであるN会長の意向もあり、ひとまず先延ばしになっています。
「二子玉川で馬を飼育したい」という話が降って湧いたのは2023年の6月のことです。N会長の呼び出しにより当時の世田谷乗馬倶楽部のコアメンバー6名が集まってその旨を伝えられました。実質的な再開に対し皆が好意的ではあったものの、それぞれに生活があるため以前と同様に働くことは難しく……特に、当時の責任者だったMさんの不参加が決定的で、彼女あっての世田谷乗馬倶楽部だという思いを皆一様に抱いていたため、私以外のメンバーは不参加を表明。この計画は一度流れてしまいました。
馬を飼育できるスタッフの確保ができない中、諦めきれない気持ちがあった私は、こつこつと企画書と事業計画書を作成し、N会長にプレゼンをしにいきました。アポなしの突撃でしたがN会長は快諾してくださり、ひとまず実現可能を調べてほしいとのことで、そこから一人でリサーチを始めることになりました。週末の空いた時間は全て調べ物をし、東京近郊の乗馬クラブを順にめぐって預託の可否の相談をしたり(その節は、急な相談に応じていただき本当にありがとうございました)、保健所に家畜を飼育する要件の確認を取ったり、調教の専門家に馬の飼育環境について助言をいただいたり…… そうしてようやく「都心の個人宅で馬を飼育する方法」に目処をつけることができました。手間とお金はかかるものの、実現可能だとはっきり言えます。
運営維持費を算出してN会長に共有していますが、人件費・預託料・馬運車等々、コストはどうしようもなくかかってしまいます。費用を極力抑えてほしいという要望の中、馬の運動場として借りられないかと期待していた近隣の施設から利用不可との連絡を受けたことが決定打となり、N会長から一旦は計画を先延ばしにしようという話になりました。
私自身、入念に準備を重ねたなという思いがあります。人事を尽くしたので、あとは好機を待つばかり。
作成した資料が多数あって、なかなかの力作なので埋もれさせるのも勿体ないなと思っていたら、
十和田乗馬倶楽部の会長が資料を是非にほしいとおっしゃったので共有しています。どのように活用していただけるのか楽しみでなりません。
共有した資料の一部はせたがやポニープロジェクト(仮) 企画のページにて公開しています。
今後、どのような展望があるのか、続報をお伝えできればなと思っています。