日本橋三越カタログデザイン
日本橋三越にあるギャラリーのカタログを二度にわたってデザインしました。InDesignとIllustratorを使っています。
『EO展』では「青色と金色を入れる」という先方からのお題がありました。多種多様な作家を結びつける共通のテーマをデザインのモチーフにしたいと思い立ち、石膏デッサンのようなグラデーションと、黄金の鉛筆の線を組み込んでみました。リッチなデザインになったと自負しています。
『山下裕二の隠し球展』のカタログは90ページ以上に及ぶ大作でした。表紙のグラフィックは作家達の作品をコラージュしたものですが想像以上に反響があって驚きました。美術手帖に広告が貼られたり、店頭の至るところでこの画像が使われており大変うれしい経験となりました。一方、作家のほとんどが指定した文字数を守らない人たちで、レイアウトには本当に苦心させられました(私自身気をつけたい所です)。大手百貨店の仕事を請け負うというのはデザイナーとしてとても喜ばしい体験です。