小笠原 玄(Ogasawara Gen)
Director+illustrator+Designer
NHK大河ドラマのスタッフを経て独立、馬小屋の上階に事務所を構えてデザイン・映像・イラスト制作を請け負う。その後は外資系金融マンとweb3業界を経て、浮世絵を描いたり人間国宝の撮影を行い、好奇心の赴くままに生活しながら自分探しの旅を続けています。仕事を通じて、才能と生命力にあふれた人たちに出会い薫陶を受けることは、人生の大きな楽しみとなっています。
銘仙着物で有名な足利で繊維事業に関わる11社(十一の心=志)が自らサムライとなって、世界へジャパンファイバーテクノロジーを発信するプロジェクト。2016年11月にパリにて独自カンファレンスを開催。シンボル「織」は浦上秀樹氏により「かがやくみらい」の7文字で描かれています。
モーショングラフィックス、動画編集、一部の撮影を担当しています。
日本的な要素を出すために墨のにじみでワイプさせる表現にコダワリました。また浦上さんの作品はドットで描かれているため、粒が集まって文字を形作るモーショングラフィックスを取り入れています。どちらも絵コンテにない表現であり独断で組み込みましたが、その分完成度は上げられたと思っています。
余談ですが、作業量が多くてほぼ寝られず、制作過程の記憶があまりありませんが、作ってて楽しかったことは覚えてます。