小笠原 玄(Ogasawara Gen)
Director+illustrator+Designer
NHK大河ドラマのスタッフを経て独立、馬小屋の上階に事務所を構えてデザイン・映像・イラスト制作を請け負う。その後は外資系金融マンとweb3業界を経て、浮世絵を描いたり人間国宝の撮影を行い、好奇心の赴くままに生活しながら自分探しの旅を続けています。仕事を通じて、才能と生命力にあふれた人たちに出会い薫陶を受けることは、人生の大きな楽しみとなっています。
歌川広重作「日本橋 朝之景 東海道五十三次」を筆から手描きにより再現し、スキャンした後に版木のようにレイヤーを重ねて、CGで着色をしたデジタル浮世絵です。再現度の高さには極めて自信があります。
Photoshop上で各レイヤーを調整することが可能で、配色やレイアウトの加工が自由に行えるように作っています。
NFTマーケットプレスORADAにて、PSDファイル形式で販売中です。
シリーズは今後も空いた時間に作成していきます。
・想定される利用用途は
■PSDファイル内の色レイヤーを調節して楽しむ
日本橋の景色を『朝之景』ならぬ『夕之景』にアレンジした作例。色を変更することで、褪色した当時の染料を再現するといった研究の用途でも活用できます。
■PSDファイル内の各レイヤーを調整して楽しむ
街道沿いの人々や一部の建物を、移動させたり非表示にすることが可能です。主要なモチーフと重なり合っている背景は補筆してあるため破綻しません。
■アニメーション動画の素材に利用して楽しむ
当データを活用したサンプル動画を作成しました。レイヤーの構成を活かして奥行きを表現することで、浮世絵の画面に新たな表情が見えてきます。